新聞の読み方

新聞を楽しむコツ

平日忙しくて新聞を読む時間が無かった。
週末にまとめて読もうと思ったけど・・・。
何日分もたまった新聞を一気に読む、ちょっと考えるとうんざりしそうですが、でもこれを楽しく、そして内容をきちんと理解して読む方法があります。
新聞に載るようなニュースは少し時間が経ったときの方がそのニュースの持つ意味がハッキリしますし、ニュースの流れが読め、たまった新聞の中のどの記事が重要か把握できるのです。
第1報では速報性が優先された記事ですから、取材が十分とな言えない内容であったり、情報に誤りがある場合もあります。
新しい情報が出ると、前の記事は読む必要はなくなる場合が多いのでニュースの輪郭が見えてからまとめて読むのも無駄がないのです。
 多くの人は、大きなニュースの第1報はテレビで知ることが多いかもしれません。
しかし、「情報量」や「分析の深さ」においては断然、新聞が勝っています。
注目すべき解説記事や専門家の評論は、ニュースの概要が明らかになった日からさらに何日か経って紙面に載ります。これにぜひご注目ください。そのニュースを違った視点で見ることが出来、それによって起こ
る今後の問題や展開が予測できます。

たくさんの記事から効率よく情報を得る

新聞をあまり読まないという人に、その理由を尋ねてみると「記事が多すぎて、やたらと読むのに時間がかかってしまう。」という答えが多くかえってきます。
新聞から効率よく情報を取るには、記事全部を根気よく読む必要はないのです。
興味の無い記事はどんどん飛ばして結構です。「全部の記事を読もうとしない」が読み方の基本だと思ってください。
なにせ、朝刊は40ページで約30万字、新書にして2冊分になります。
忙しいなら、これを「拾い読み」すれば良いのです。
ここで覚えておくといいのが、新聞記事独特の文章構造です。
新聞は、たいていは結論が真っ先に書かれています。
そしてその後で詳しい内容が書いてあります。
そのため、たいていの記事は全部読まなくても前半だけ読めば内容がつかめるわけです。
ですから、記事の頭だけ読んで「だいたい分かった」と思ったら次の記事へと、どんどん移っていけばいいのです。
長い記事でも見出しとリード(見出しの脇の要旨部分)だけ読めばポイントはだいたいつかめます。
小さな記事では最初の一段落がリードの役割をしています。
このポイントを抑えれば楽に、新聞から多くの情報を得ることができます。

警察と検察

警察(司法警察職員)とは、犯罪があるとされたとき中心となって捜査を進める機関です。
司法警察職員は一般司法警察職員と特別司法警察職員とに分かれています。
前者が警察官、後者は海上保安官や麻薬と取締官などそれぞれの法律に基づいて捜査権をもっています。
警察と検察は対等で、捜査の結果や証拠、被疑者の身柄を検察に送ります。
検察とは被疑者を取り調べ、裁判所に公訴して法の判断を求める機関。
検察はどんな犯罪でも捜査することができ、被疑者を起訴するかどうかも検察官の判断に任されています。
起訴後は法廷で犯罪の証拠や事実を延べ、どのような刑罰がふさわしいのか求刑を行います。
政治家の汚職事件や巨額脱税事件などの特殊な犯罪は、最初から検察が中心となって捜査に乗り出すことが多いです。

示談っていったい何?

示談とは民事上のトラブルを裁判所に持ち込まないで、当事者間で解決することです。
例えば、自動車事故で本来なら警察を呼んで調書をとり裁判所で解決するか略式手続きをとらなければならないのに、当事者同士で修理代を持ち合うなどして解決してしまうような場合をいいます。
示談は法律上、最終的に争いを解決する効力がありません。
ですから、車を治した修理代をめぐって、片方がやはり納得できないからといって裁判所に訴えたとしても、もう一方はそれを止めることが出来ません。
しかし、脅されたなどの理由で示談したとなれば、示談そのものが無効になったり取り消されたりすることがあります。
示談は弁護士や法律機関が間に立たない限り、当事者の経済力や社会的地位、知識などによって不公平な結果になることが多いのです。

株っていったい何?

株券とは「株式会社に出資した」ことを証明する、お金と同じような価値を持つ有価証券です。株は市場流通性があって、自由に売買できるから価格(株価)が上がったり下がったりするのです。
だから株を買った人は、買った後に運良く株価が上がればそれを売って儲けを得る事ができます。
株の発行主の株式会社で利益が出たときにも、配当金が配られます。
株価のこうした動きは「景気のバロメーター」になります。
株価が上昇していれば景気がよく、下降していれば景気が低迷しているということになります。株価が決まる原理も基本的には物の値段が決まるのと同じで、株を「欲しい!」と思う人が多ければ株価は上昇していきます。
例えば「A企業の株券を欲しい」と思うのは「A企業が利益を出しそうだから」と考えているためです。
だから企業の経営状況がよければ株が売れて株価は上がります。
日本全体の景気がいいと、全体の平均株価もアップすることになります。
ただし、株価は新技術や金利の変動、事件事故などの影響によっても変動します。

規制緩和について

日本には「○○はしてはいけない」という様々な規制(経済的規制)が数多くあります。この規制を緩めていこうというのが規制緩和です。
経済的規制は、戦後、日本経済がまだ立ち直っていなかったころ、「もし自由に企業同士を競争させたら倒産する会社が多数続出してしまう」と考えた政府が産業を保護するために作ったものです。
この作戦はうまく行き、日本経済は順調に発展していきました。
ところが90年代にに入ると貿易の不均衡や景気の低迷を打ち破るために、これらの規制をもっと緩めるべきだという気運が高まります。
とくにアメリカがこれを強く要望しました。それは規制の中には輸入を制限するものもあったからです。見直しは技術の進歩により民間企業が行うほうが高率的になる事業や、規制があることによって非効率になっている事業です。
規制緩和は93年から始まり、98年から2000年度にかけても行われました。

組閣・内閣改造について

組閣とは総理大臣が内閣を組織する(各省の大臣などを選ぶ)ことです。
総理大臣はまず内閣官房長官を任命し、官房長官とともに組閣本部を設置します。これが総理大臣の初仕事というわけです。
各派閥や党の人数や力関係に応じて人数を配分する。
国務大臣の人数は20人以内で、参議院から3人を登用します。
どの人を選ぶかが決まれば閣僚名簿をつくり発表します。
首相に呼び出された大臣就任予定者は首相によって国務大臣に任命され、その後皇居に赴いて天皇に認証されます。
内閣の人員を一部、または全面的に入れ替えることを内閣改造といいます。

国家と内閣の基本的な役割を確認しておこう

今の日本にはヒトラーのような独裁者がおらず、国民が比較的平和に暮らしていけます。それは「三権分立」が確立されているからです。
三権とは「立法」「行政」「司法」のことです。
権力が特定の部分に集中してしまうと、独裁や腐敗がおこってしまうので、権力が3つに分かれています。
立法は法律や予算を作る活動、行政とは国会で作られた決まりごと(法律)を実行に移すこと、司法は国民の間に起きた紛争について法律に基づいて裁く行為です。
立法権は国会に、行政権は内閣に、司法権は裁判所にそれぞれ委ねられている。
この三つの機関がそれぞれの役割を果たしバランスが取れているうちは政治はうまく機能します。
だが、最近霞が関の官僚が力を持ちすぎてバランスが崩れはじめています。
最近の新聞やニュースを見ていて、「官僚たちは国民のためではなく、自分たちのために行政をやってるのでは?」と感じる事はありませんか?

裁判にはどんな種類がある?

新聞から司法・犯罪報道を読むためのキーワード
よく新聞で、「2審も無期支持」「被告に死刑判決」などの見出しが出ているのを見かけますが、裁判の基本をご存知ですか?
裁判とは裁判所が事実と法律を照らし合わせて行う判断のことです。
裁判には3種類あります。1つは民事裁判です。
個人対個人の争いや個人と会社の争いなどの民事事件を解決します。
お金をめぐるもめごとや、離婚、遺産の分配、有害な廃液を流した会社と住民の争いなどは民事裁判になります。
民事裁判についての手続きを定めた法律が民事訴訟法です。
2つ目が刑事裁判です。
人を傷つけたり、物を盗むなどの刑事事件を解決する裁判です。
刑事裁判は裁判を通じて犯罪の真相を明らかにし、正しく刑罰を決めることが目的です。「国(検察)対個人」の争いになります。この手続きは刑事訴訟法に定められています。
3つ目は行政事件の裁判です。これは行政処分によって権利を侵害された人と行政機関の争いです。「個人と国(公共機関)」の争いになります。
土地の収容や、公共施設の安全性が不十分で被害を受け国家賠償を請求するなどは行政裁判で行われます。これだけの基礎知識を身につけていれば、記事の理解度も深まります。

主観的報道に惑わされないで

新聞を読むときに注意したいのが、「主観的報道」です。
新聞記事には「主観的報道」と「客観的報道」がある。
「誰が、いつ、どこで、どうした」と、事実をありのまま正確に報道し、その事実の善し悪しの判断は読者に任せるというのが「客観的報道」です。
そっけない印象を受けがちだが、「情報の価値」を引き出すのは読み手側にあるのです。だから一見簡単そうに見えて、「情報とその意味」を読み取るのは意外に高度なのです。
「主観的報道」は、新聞記者がある一定の主張主義を持ち、その観点から事実に関する情報を伝えるやり方です。「主観的報道」は、すでに書き手の分析や主張が組み込まれているので読むほうには楽です。
しかし、これに頼ってばかりだと、気づかないうちにその新聞社の主張主義に染まってしまい、自分の考えで社会の動きをつかんだりする力が育たないので、注意が必要です。

新聞を読む時間を作るコツ

1日の中の細切れ時間を活用する
「忙しくて新聞が読めない」という人は多い。しかし自分と同じように忙しいはずなのに、政治や経済の時事ニュースのみならず、映画や音楽の情報にも詳しい、という人はあなたの周りにはいませんか?ようは、いくら忙しくてもコツをつかめば新聞は読めるものなのです。
コツ1.いつでも身近な所に新聞を置いておく。
忙しいのにたくさんの情報を得ている人のそばにはいつも近くに本が置いてあります。あらゆるところに「本や新聞を読む環境」が整備されているのです。
コツ2.身銭を切って買おう!
新聞をとっているのに読めない。。。という人にはこれがおすすめです。こうすれば「無駄にしないぞ」という気持ちが入るのできちんと読めます。
コツ3.朝の時間を有効活用しよう。
人間の脳がもっとも活発に働くのは午前10時から約2時間といわれています。頭が最もクリアな午前中を有効活用しましょう。

政治面のどこを読めば、政治がおもしろくなる?

「政治がよく分からない」という人は、まず社説を利用しよう。
政治面の本文の記事は、見出しだけをおさえて、ざっと流すように読んでおけばいいのです。社説が、政治面に載る本文記事と違う所は複雑な政策についてかみ砕いて説明されている点。
初めて接する内容でも分かりやすいという利点があります。
1コママンガに注目するのもおもしろいものです。
マンガの題材になるのはそのときの重要な出来事だから、核心部の直感的理解に役立つ。そのとき話題になっていることを知らないと1コママンガが何を言おうとしているのか分からない。
「作者は何を言おうとしているのだろう?」というところから記事に入っていってもおもしろいでしょう。

経済の基本の仕組みを知る2

モノの値段(モノの値段全体のことを物価という)は、基本的には需要(人々がどれほどモノを求めているか)と供給(モノがどれだけあるのか)のバランスで決まります。
つまり「欲しい」と思う人がモノの量に比べて少ないと、モノの値段は下がるのです。逆にモノの量が少なくて「欲しい」という人が多ければ値段は上がります。
もうひとつ、物価の動きに関係してくるのが、お金の量です。
「懐」が温かいとつい金使いが荒くなったりします。
これと同じで市場に出回るお金が多すぎると人々の「物を買うぞ熱」に
火がつきやすくなります。するとモノの生産が追いつかず、物価上昇の
原因になってしまいます。逆に出回るお金が少ないと、モノがあっても
多くは買えなくなるので、モノが余って物価は下がる方向へ進みます。
今はどうでしょうか?価格破壊という言葉がよく耳にされます。
モノが安くなっていいじゃないかととらえる人がいますが、今、お金の出回りが少なく、安くしないと売れない、安くした分利益もあがらない、その結果、減給やリストラなどがおこり、ますます人は懐が寒く、お金を使わなくなり、またモノは安くなる・・・。その悪循環なのです。

経済の基本の仕組みを知る1

経済とは、要は「お金のやりとり」のことです。
スーパーでお金を払って食べ物を買う事も、電話料金を支払ったり
するのも経済の一部なのです。
経済は「実物経済」と「マネー経済」の二つに分けることができます。
「実物経済」はモノ(例えばスーパーの野菜)やサービス(例えば美容院で髪を切ってもらうこと)との引替えにお金が動くやりとりのことです。
これに対して、モノやサービスはなく銀行に預金したり株券を買うなど、お金だけが動く経済の事を「マネー経済」といいます。株券は取引されている間に株価が上がったり下がったりします。
これを利用して「株価が上がったら売って儲けを得よう」と考えたりして株を買う人も多いです。つまり「マネー経済」はお金がモノ(商品)と同じように取引されています。
ところで経済を形成しているのが、「政府・企業・家庭」の「経済主体」です。
この3つの間で「金は天下の回りもの」とばかりにグルグル行き来しているのです。働いて企業から給料という形でお金をもらい、家庭はモノやサービスを買うことでお金が企業に還元され、国に税金を払う事で公共サービスなどを受けています。「経済」と聞くと難しく感じますが、私たちも立派な経済主体なのです。

新聞の経済面をスラスラ読めるようするコツ

経済面がスラスラ読めるようになるもっとも手っ取り早い方法はこの「経済は自分の生活に直接関係あるもの」ということを頭に入れておくことです。
だから経済面を開いたら、「この経済記事は自分の生活にどのように影響するのだろう?」と考えるといいでしょう。例えば、「百貨店の売上不振が続いている」という記事がでていた場合。「百貨店に勤めている人は大変だな。」などと他人事のように思っている場合ではないのです。
たくさんの物が売られている百貨店で売上が落ちている、といことは世の中の物が全般的に売れていないということになります。あらゆるメーカーの売上が落ち、商品を配送する運送業も痛手を受けます。
畑違いに思える銀行までもこの影響を受けます。
企業の売上不振が続けば企業から預かるお金が減り、銀行の利益も少なくなり、ひどいときにはあなたの勤めている会社が倒産なんてこともありえるかもしれないのです。
経済の動きは自分の身近にもつながっているのです。
そして、常に「日本の経済が今どういう位置にあるのか」「今の日本の景気がいいのか、悪いのか」ということを頭に入れておくと、記事の内容がぐんとわかりやすくなります。
日本に限らず、世界で予想もしなかった出来事が起こっている時代です。
こんなときこそ、危機感を持ち、新聞で時代や経済の動きに敏感になる必要があるのではないでしょうか。

とにかく慣れる2

細かい字がびっしりの新聞を手にしてうんざりしてしまう人もいると思います。しかし、紙面をよく見てもらうと、広告だけのページが4分の1もあります。特集記事に見えるページも、実はタイアップ記事広告だったりします。つまり新聞は案外読むところが少ないのです。
右利きの人の場合、新聞をめくっていて目に入りやすいのは、左側のページになります。だからどの新聞でも、大事な記事は左側(奇数ページ)の肩に配置されています。この原則を知っておくと、連載ものでも、特集ものでも、力をいれた取材かどうかなどが見当がつくようになります。
もっとも目立つのはもちろん1面です。その日のトップニュースは1面の右肩に載せられます。1面の記事は下の方のベタ記事でも、それなりに重要だと考えていいでしょう。紙面の構成を知っていれば、読むのに疲れることもなく、重要な情報を効率的に得ることが出来ます。

新聞をスラスラ読むコツ -とにかく慣れよう-

新聞は分厚く見えても、実は読まなければならない字数はそれほど多くない。
読み落としてはいけない箇所さえ分かれば、びっくりするほど短時間でも読めてしまうものなのだ。
大事なのは、その日の新聞はその日のうちに読んでしまうこと。
そして新聞記事は毎日読まないと分からない。
ニュースは「連載モノ」です。
とくに経済上や政治上の出来事はすべて複雑に絡み合っている。
読むうちに話の筋が見えてくることがあるから、ひとつの記事だけで「わからない!」と投げ出さないようにしたい。わからない用語がでてきたら、飛ばして先に進もう。読み進めるうちに分かってくることも多い。
そして新聞の紙面構成を知っておこう。紙面構成は新聞社ごとにパターンがある。どこに何の記事があるのかを押さえておくのもスラスラ読むコツです。

新聞を読む時間がないときには…

できる限り、毎日目を通したい新聞ですが、そんな時間も取れないほど忙しいときもあります。
今回は、そんなときの新聞を読むコツを紹介します。

朝も昼も夜も、新聞を読む時間がとれそうにない!
こんなとき「明日まとめてきちんと読もう」と考えがちだが、これは避けたい。
古い新聞を読むのは意外に疲れるものです。
忙しいときには「ひとつでも得られる情報があればいい」ぐらいの気持ちで新聞を開こう。
「きちんと読まなきゃ!」と思わないのがコツです。
次の3点に気をつけて新聞をめくっていきましょう。

1.とにかく見出しだけを追う
   「知りたいのは事実だけだ」と割り切って見出しだけを追うようにする。
   時間が無いときは、じっくり読まずに効率的に情報を得よう。

2.記事の扱い方に注意しよう
   記事が新聞の中でどれくらいのスペースをとっているかで、記事の重要度が分かります。

3.時間を決めて読む
   「今から10分で読むぞ!」と時間を限定してとりかかる。
   時間を限定すると不思議と効率よく進みます。

以上のことに注意して、忙しいときにも新聞と時間を有効に使い、新しい情報に乗り遅れないようにしましょう。

新聞は3つの目的をもって読もう!

今回は新聞を読むときの「3つの目的」を紹介します。
少しずつ、情報人に近づいていきますよ。

新聞には、就職活動、あるいは社会人として、必要な情報が満載されている。
しかし、ただ漠然と眺めているだけでは吸収できない。
もちろん、テレビ欄やスポーツ欄をパラパラ・・・これだけでは何の意味もない。
そこで新聞を読むときには・・・

1.時事問題に強くなるため
2.自分の意思や考えを生み出すため
3.企業・業界研究をするため

という3つの目的をもって読むようにすると、身についてくる、情報力も違ってきます。

重要な用語の背景にあるもの、流れ、それが与える世の中への影響を知り、世の中の流れを把握する。
そうすれば自分の考えが現実離れしていないか、常識から逸脱していないか、知ることができます。
面接のときなどに、自分の意見や考えのヒントを導くこともできます。
そして新聞には、就職活動に欠かせない企業情報が多く載せられており、自分の面接希望の企業や業界の研究もできるのです。これだけの意識をもって新聞を読めれば、自然と真剣実も増してくるのでは?
不況な日本ですが、だからこそ新しい情報に敏感になる必要があるのではないでしょうか。
情報は日々、いや刻々と変化していくものですから。

とにかくまずは新聞を開く

みなさん新聞はとっていますか?新聞は情報の宝庫です。
ただ毎日配られ、山積みにしていくだけではもったいない!
特別な勉強をしなくても、ほんの少し新聞の読み方を工夫するだけで、あなたもちょっとした情報人になれますよ。そこで、今回から少しずつ新聞の賢い読み方を紹介します。

隅から隅まで丹念に読むと疲れてしまうので、目に入る見出しだけを読んでいく。
そして「これは何だ?」と思えるところだけ、丁寧に見ていくようにする。おもしろいところだけ読んでいき、とにかく最後の面までしっかり見てみることが大事だ。ひとつの新聞をある期間読み続けていると(眺めているだけでも)気に入ったコラムや連載物の小説などが出来てきて、今日はどんなことが書いてあるか楽しみになります。「新聞を1日みないと落ちつかないな・・。」「新聞を見なかっただけで情報に1日乗り遅れ
たような気がする・・。」と思うようになったら、情報人として1歩進んだ証です。さあ、次回まで、今回のポイントを実行してみて試してください。昨日と違った毎日が始まりますよ。